大会

国内の主な大会をピックアップしてみました。
申し込み締切日が早いものもあるので、2か月くらい前から主催要項が公開されていないかインターネットで調べましょう。
尚、製作者がエントリーしたことがない大会については現在掲載しておりません。後に掲載いたしますので、しばらくお待ちください。

11月末 ひろしま県央競歩大会

10000m競歩男子の部・女子の部
男子5000m競歩高校生の部・一般の部
女子5000m競歩高校生の部・一般の部
男子3000m競歩中学生の部・高校生の部・一般の部
女子3000m競歩中学生の部・高校生の部・一般の部
オープン3000m競歩男子の部・女子の部
小学生1000m競歩男子の部・女子の部

参加標準タイム:なし
会場:東広島運動公園(アクアパーク)陸上競技場

コメント:
参加標準タイムがなく、誰でも参加できる気軽な大会です。その割には上位のレベルはとても高く、初心者から上級者まで、誰でも楽しめる大会でしょう。
ただし、地理的には少々不便なところにあります。歩いて簡単に行けるところに宿泊施設がないので、当日はタクシーを利用する方が良いでしょう。宿泊する場所によってはバスで移動できるかもしれません。ちなみに歩くと、どの宿舎からも30分くらいはかかると思われます。申し込み前にしっかり地理を確認しておきましょう。

1月1日 元旦競歩大会

大学・一般男子20kmW
高校男子10kmW
大学・一般女子10kmW
高校女子5kmW
50歳以上男子5kmW
50歳以上女子5kmW

※同じ距離は同時スタート

参加標準タイム:なし
コース:神宮外苑絵画館周回コース(歩道) 一周1.326km


※「googleマップ」より掲載

コメント:
100mごとに目印のブロックがあります。とてもペースが作りやすいコースです。ただし、横断歩道前後で若干の窪みがあります。段差という程ではありませんが、人によってはこれを段差といい、歩きにくく感じる人もいるようです。私も少し歩きにくいと感じましたが、主観的にはタイムに影響することはないと思います。ちなみに、一番きついと感じた段差は下の写真です。



私のときは晴れでしたが、この時期にも関わらず、それほど寒くはなかったです。とても歩きやすい気温でした。
宿泊施設は早めに予約しないとすぐに一杯になりますが、例え近くの宿が取れなくても交通が便利なので、それほど不便には感じません。但し、広島と同じ感覚で宿を取ると、とても小さい窮屈な部屋になってしまいました。「とある神田の宿泊施設」です。ゆったり休みたいなら、東京では多少の金額は支払うべきかもしれません。

2月後半 日本陸上競技選手権男女20km競歩

大学・一般男子20kmW
高校男子10kmW
大学・一般女子10kmW
高校女子5kmW
50歳以上男子5kmW
50歳以上女子5kmW

※同じ距離は同時スタート

参加標準タイム:

男子20km競歩20000mW
10000mW
50000kmW
20kmW
10kmW
50kmW
1時間34分0秒以内又は
44分0秒以内又は
4時間40分0秒以内
女子20km競歩20000mW
10000mW
20kmW
10kmW
1時間52分0秒以内又は
54分0秒以内
ジュニア男子10km競歩10000mW
5000mW
10kmW
5kmW
50分0秒以内又は
24分0秒以内
ジュニア女子5km競歩5000mW
3000mW
5kmW
3kmW
27分0秒以内又は
16分0秒以内

コース:六甲アイランド甲南大学周辺コース(日本陸連公認コース)

(最初に東の方に向かいます)

(4車線道路一直線)

コメント:
とても歩きやすいコース。アップダウンが全くない、完璧すぎるほど平坦なコースです。レースに使用するのは南側の4車線で、両端に折り返しポイントがあります。折り返しのときに「前との差」「後ろとの差」を確認することが出来るので、ペース配分も考えやすいでしょう。
給水も係の人が手渡ししてくれるので取りやすいです。

しかし、両端の折り返しはカーブが急で、とてもスピードを保ったまま曲がりきることが出来ません。終盤に疲れてくるにつれて、このカーブに苦しめられます。

3月中旬 全日本競歩能美大会

一般男子・AAA20km・学生選手権20kmW
一般女子・AAA20km・学生選手権20kmW
中学生男子3kmW
中学生女子3kmW

参加標準タイム:

一般男子・学生選手権男子20kmW1時間50分00秒以内
10km競歩または10000m競歩49分00秒以内
一般女子・学生選手権女子20kmW2時間00分00秒以内
10km競歩または10000m競歩58分00秒以内
中学生男子3kmW26分00秒で完歩できる競技者
中学生女子3kmW28分00秒で完歩できる競技者

コース:能美市営20kmコース(2.0km周回コース)

※「googleマップ」より掲載(航空写真は画像が粗いので省略)

コメント:
前日に受け付けをする珍しい大会です。コースは一周でちょうど2kmで、1kmごとに表示があります。平坦なコースで歩きやすいでしょう。
大会の流れは
<前日>
①受付&コースの下見と練習
②宿舎まで送迎
③夕食&お風呂
<当日>
①朝食
②会場まで送迎
③レース
という流れになっています。レースの前は控室として体育館を解放してくれ、荷物を置くことができます。学校のグラウンドと周囲の道路(コース上を除く)も使用できるので、ウォーミングアップはやりやすいでしょう。
便利な場所ではありませんが、申し込みするときに宿も一緒に受け付けてくれます。宿舎が競歩選手で貸切状態になる上、同じ部屋に何人も泊まることになります。いろんな人との交流を楽しむことができるでしょう。より楽しむためにも、合宿などで事前に仲間を増やしておきたいところです。
会場までは主催者側がバスで送迎してくれるので、旅館が離れていることもあまり不便には感じません。
また、「AAA20km Race Walking Championships in NOMI」「アジア競技大会代表選手選考競技会」も兼ねているため、トップレベルの選手・外人の選手とも一緒に歩くことができます。

合宿

「日本競歩を強くする会」主催の強化合宿

場所:長野(信州スカイパーク)

午前中は普通に練習・午後はクラス別技術講習会・夜は知識的な講習の3部構成となっています。朝も集合し、軽く運動します。朝練が終わって朝食を食べたら、バスに乗って信州スカイパークに移動します。

スカイパークでの練習
レペティション距離→なし(宿舎でゴルフ大会)→レペティション距離
と日替わりです。

☆レペティション☆
2000m×(希望回数)のレペティショントレーニング。12分を1セットなどと決められているため、毎回揃ってスタートすることが出来きます。
幾つかのグループに分かれて練習するため、初心者のための1000mのグループもあれば、グループによって1セットのタイムが異なったりします。自分のやりたい距離を何本でも自由にすることになりますが、他の選手に刺激されて積極的な気持ちで練習に臨めるでしょう。

☆距離☆
各自ひたすら歩き続けます。自分でペースを決めて歩きましょう。
20km以上歩く選手も多く、私もここで人生初の25kmの練習をしました。当然30km歩く選手もいれば、それ以上歩く選手もいます。たくさんの選手に引っ張られ、自分の距離の限界を超えることが出来るでしょう。

午後はレベル別に分かれて、技術的な講習を受けることが出来ます。複数のコーチが日替わりで各グループを教えてくれるので、毎回新鮮な気持ちで参加することが出来ます。コーチによって、歩き方を基礎からしっかり教え直す・ドリルをやる・ケアの仕方を教えるなど、本当に様々で面白いです。

夜の講習会は、外部から栄養専門の方をお呼びして講習をしてもらったり、オリンピック選手を育ててきたコーチやトップレベルの選手のお話を聞いたりします。ボイスレコーダーで録音したりしましたが、今聞き直しても面白く、ためになる事が非常に多いです。

中には練習をせずに、レクリエーションでゴルフなどをやったりする日もあります。疲労回復は当然ながら、参加者の親睦を深めるという狙いも持って行います。ゴルフだけに限らず、部屋や食事・練習での団欒で、たくさんの競歩仲間を作ることが出来るでしょう
そうすることで大会に参加する楽しさも増し、競歩の世界をより楽しめるようになるでしょう。

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